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Vim ja:前書き

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Vim について

Vim とは、あなたが「より良く書く」ことを手助けするプログラムで、そのための様々な特徴を備えています。

なぜ Vim なのか?

現実的には、最初に書いたものが、改良の余地のないものになることは稀です。
大抵の場合、十分に「良く」なるまでずっと編集し続けることになるでしょう。

かつて Louis Brandeis は言いました:

「良く書かれたものがあるのではない。良く書き直されたものだけがあるのだ。」

こういった沢山の書き直しは、私たちを助けてくれる有能なエディターがあれば、ぐっと楽になります。
そして、それこそが Vim が輝ける場所であり、
ほかのプレインテキストエディター、もしくはリッチドキュメントエディターと比べて、はるかに優れている点なのです。

この本を書く理由

私は、大学での Unix の講義で古い vi エディターを使い始めて以来、 Vim を使い続けています。
Vim は、私が1日10時間近く使っている、数少ないソフトウェアのひとつなのです。
そして、Vim には自分が知らないけれども役に立つ機能が沢山あることは分かっていたので、
私はあるとき、Vim の世界を探索し始めました。

私は、自分が理解したことを具体化するため、
そして他の人が Vim の世界を探索するのを助けるためにこのメモの集合を書き始め、「本」と呼ぶことにしました。

このメモは、次のようなことを意識して書きました。

  1. 易しい文章で書くこと。その重要性は、何度も何度も強調しなければなりません。
  2. 例と、問題の解決法を強調すること。
  3. Vim を学ぶために、これ1つで用が足りるということ — 使い始めの段階から、発展的なことがらの学習まで。
  4. どうやって「Vim の方法で」ものごとを行うのか、理解できること — モードからバッファ、カスタマイズまで。ほとんどのユーザは、基本的な vi コマンドだけを習得し、それ以上のことは学ぼうとしません。しかし、こういった概念の学習は、本格的な Vim ユーザー「Vimmer」、つまり Vim の中身をほとんど知っている人、になれるかどうかの分水嶺なのです。これこそが、この本の意図です。
  5. ここには沢山のものが、リファレンスとしてストックされています。たとえば、Vim を統合開発環境として使う方法などです。これにはいろいろな方法がありますが、ユーザーはどのプラグインを試せばよいのか悩まなくても、この本を読めばもう、基本的な背景がわかるようになっています。
  6. 必要なことを全て詰め込むのではなく、理解して使うのに十分なだけの情報を(パレートの法則)。
  7. 関連して、この本はリファレンス・マニュアルの書き直しであってはならないということ。適切ならば、関係する部分をただ示すだけにすべきこともあります。こうして、重複はなくなります。読者は、素晴らしいリファレンスマニュアルを使うという重要なことを覚え、同時にこの本は独自の特長を持っているのです。

要するにこの本のココロは、「概念・例・簡潔」です。

本の状況

この本は製作途中であり、まだ「バージョン 1.0」と呼べるものにはなっていません。

建設的な提案をお待ちしています。
あなたの考えをお知らせください。
公式ウェブサイトのどのページからでもよいので、
左のサイドバーの「Discussion」リンクをクリックするか、
もしくは私にメールしてください

公式ウェブサイト

この本の公式ウェブサイトは http://www.swaroopch.com/notes/Vim です。
このウェブサイトから、本を丸ごとオンラインで読んだり、
最新版をダウンロードしたり、私にご意見を送ったりすることができます。

ライセンス条項

  1. この本はCreative Commons Attribution-Share Alike 3.0 Unported に基づいてライセンスされています。
    • これは、次のことを意味します:
      • あなたは、この本を自由に共有、すなわち複製、頒布、送信することができます。
      • あなたは、この本を自由に加工、すなわち改変することができます。
    • 但し、次の条件に従う必要があります。
      • 表示(Attribution)。原著作者を、原著作者もしくは許諾者の示す方法で表示しなければなりません(しかし、原著作者もしくは許諾者が、あなたや、あなたがこの本を利用することを支持しているかのように表示してはいけません)。
      • 継承(Share Alike)。この本を改変したり、この本に基づいた作品を作った場合、その作品はこの本と同一もしくは類似のライセンスの下で配布しなければなりません。
    • 再利用や配布の際には、この本のライセンスを明示しなければなりません。
    • 著作者の許可を得た場合、上記のいかなる条件も、適用しないことが可能です。
    • このライセンスは如何なる意味でも、著作者人格権を弱めたり制限することはありません。
  2. 表示とは、http://www.swaroopch.com/notes/Vim へのリンクを明記し、オリジナルの本がここから取得できることを明確に表示することによってなされなければなりません
  3. この本の提供するコード及びスクリプトは、特に断らない限り全て3-clause BSD License の下にライセンスされています。
  4. この本で使われるサンプルには、http://en.wikipedia.org 及び http://en.wikiquote.org から、GNU Free Documentation License の下で引用したものが含まれます。
  5. この本に対するボランティアの貢献は、同じライセンスの下でなされ、かつ著作権は本の主著者に帰属します。

心にとめるべきこと

本は書かれるのではない、書き直されるのだ。
これは最も受け入れがたいことのひとつである — 特に、7回目の書き直しがまだ終わっていない時には。

— Michael Crichton

完璧とは、付け加えることが尽きたときに得られるのではない。
取り去るものが尽きたときに得られるのだ。

— Antoine de Saint-Exupery


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